ユーチューバーと1万時間の法則。

こんにちは。NISHIです。

コンサルタントという職業は
名乗れば誰でもなれます。
資格は何もいらないからです。
ですので、
本当に誰でもコンサルになれます。

ですが、
本当「の」コンサルになれる人。
その「実数」は当然ながら少ない。

そりゃ当たり前ですね。
名乗ればOKなので、
中身があるかどうかはまた別の話。

その実情、
多くの業界でも同じようです。
こちら。
↓
http://grass-ex.jp/Lo30/13701

この記事を見ていると、
業界的にも結構「似た構造」に
なっているんじゃないですかね？

いや、
コンサル業界も「そのまま」な
気がします。

それがわかるのがこの箇所。
ちょっと引用してみましょう。

==
ヒカキンの「圧倒的な強み」は
ヒューマンビートボックスだ。

もちろん、
生まれ持った才能だけではない。

中学2年のとき、彼はテレビCMで
ヒューマンビートボックスに出合い、
「神だ！」と思ったという。

朝から晩まで楽器になりきり、
自己流で練習にのめり込んだ。
==

まさにこれではないでしょうか？

・時間と労力と集中力を
・ヒューマンビートボックスという
　１つの対象に対し
・集中して投下する

という、
【1点集中】を行っています。

そうやって
「1点集中した時間と労力と集中力」も
累積すれば相当なものでしょう。

時間にすれば、
【1万時間】を超えるのかもしれません。

「10時間＠1日」を投入したとして、
「10時間×365日」で「3650時間＠年」
になりますから、
無休でざっと3年になりますよね？

このいい加減な計算方式でも3年ですが、
1日当たりの投入時間数や、
稼働日数が変わってくれば、
当然、合計の時間数も変わってきます。

このプロセス、いわゆる

【1万時間の法則】

と呼ばれるものですが、
人は何かでメシが食えるほどの
プロになろうとした場合、
その圧倒的な強みを作るには
1万時間の投入が必要とされています。

もちろん、
この「1万時間の法則」は半分比喩で、

・その人がその分野に才能があるか否か
・エネルギー投入時の集中力はどうか
・それがモノになる外部環境はあるか

などの複数要因に左右されますから、
個体差があることは確かです。

ただ、
圧倒的強みを作るべく、
時間、労力、集中力、時にお金といった
エネルギーを集中投下する必要がある。
このプロセスには変わりありません。

▼
コンサルでも同じです。

私の前職の会社なんかは
まさにそうですが、
大卒でズブの素人がいきなり、
コンサル会社に就職するわけです。

で、先輩のアシスト等や
何より「金看板」があるからこそ、
若くても受注できるわけですが、
その裏には

「辻褄合わせの1万時間の法則」
——————————————

があるわけです。

アシスト、金看板だけで
受注できていた時代から、
しっかり実力をつけ、
圧倒的な強みに変えて
本当「の」コンサルになっていく。

もちろん、
ずっと金看板におんぶにだっこの人も
すごく多いですけどね…。

ま、それはさておき、
どの業界でも1万時間の法則は
割と当てはまると思います。

繰り返しますが、
1万時間は半分比喩、ですけどね。

何に1点集中するか？
それをよく考えた方がいいです。

では。

NISHI