経営コンサル日誌

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日記

生死を分けるキックオフミーティング。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

今日はコンサルとして
【非常に神経を使う場面】
についてお伝えしてみます。
コンサルという職業に対する
臨場感が少しでも伝われば、
と思いますね。

醍醐味の一つでもありますから。


一昨日ですかね。
企業再生系ビジネス小説本を
ご紹介したのって。

コンサルの案件は多岐に渡りますが、
ああいった「再生系の案件」は
確かに存在していますし、
私も何度かタッチしたことがあります。

一口に「企業再生系」といっても
大小さまざまありまして、
業績不振の会社にコンサルとして
入ることも再生系といっていいでしょう。

その際のこれ、企業再生に関しては
ホント肝だと思うポイントがあります。

それは、

キックオフミーティング
—————————–

です。


かのアインシュタインの言葉に
このようなものがあります。

「愚かさとは
昔ながらのやり方を
繰り返しながら
違う結果を求めることである」

というもの。

業績不振のクライアントに限って
大抵このように考えています。

だから、うまくいかない。

変えることにより生じる痛みよりも
変えないことによる鈍痛に耐えた方がマシ。

変えないことによるメリット、
変えてはマズいことがあるのです。

コンサルとしては、
そこを乗り越えていかなければ
ならないのですが、

「こうしなければならない。
 故に、今こうしていない
 アンタ達は全くダメだ。
 だから言うことを聞きなさい」

では全くもってダメなのです。

逆の立場から考えてみれば
簡単にわかることで、
理屈はわかっていても
心情的に納得できませんよね。

故に、改革のとっかかりになる
一番最初のミーティングである
キックオフミーティングは大事で、
ここの成否次第で8割方決まると
思っておいたよいです。

ですから、
ヒアリング段階で
パワーバランスを測ったり、
◎の人、×の人を仕分けたり、
敵と思わせない工夫や
改革への合理的アプローチを
理解していただくことも必要。

そんな「地ならし」が必要で、
同時にその「地ならし」の段階で
相手からも「値踏みされている」と
思っておいた方がいいでしょう。


ここで思い出してみましょう。
何度かこのメルマガでもお伝え
しているかと思いますが、
「船井流成功の3原則」なるものが
ありました。覚えていますか?

素直、
プラス発想、
勉強好き。

この3つです。

これらに共通しているのは
3つとも前提といいますかあり方の話。
勉強は行動にあたりますが、
それよりも姿勢の話です。

つまり、
過去からの延長線上にしか
考えられなくなった組織体に
新しい考え方、新しい姿勢を
インストールするのが大事で、
ここが8割なんです。

だとすれば、
ヒアリング段階で「無理」と
判断すれば、
撤退した方が吉のことも多い。

それだけ、
キックオフミーティングは
運命を分ける分岐点でもあり、
その前段階でも
己のリスクヘッジを十二分に
考えておく必要があります。

ここは、かなり慎重な作業です。

では。

NISHI

-日記

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