経営コンサル日誌

NISHIコンサル日誌のバックナンバーブログです。

日記

一見マトモな会議に潜む「地雷」。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

会議ってありますよね?
会議をすること自体は手段ですが、
いつしか目的にすり替わる組織って
結構ありますよね。

それはただの暇つぶしにすぎない。

でも、本人たちはいたって真剣です。
真剣、というよりも、単に
「仕事しているつもり」なだけですが。

で、そういう会議って
明らかに無駄なことはわかりますが、
一見マトモな会議ってあるんです。
これが厄介。見過ごしてしまうから。

なぜなら、
「一見」マトモに「見える」だけで、
「実態」は「スカスカ」なことが
ほとんどだからです。


コンサルとして
クライアント先に伺った際にも
このような「一見マトモ」な
会議って多々あるんです。

その
「一見マトモな会議」には
【ある特徴】があります。

それは、

みんながなんとなくYES
———————————

という雰囲気になっている時。
これ、ものすごく危険です。

もちろん、
反対意見が出ることばかりが
いいこととも限らないですよ。

ですが、
全員なんとなく賛成の案って
まぁうまくいくことなんて
ほとんどありませんよ。

案自体の見た目や合理性は
そこそこいいんですけど、
実行の際のパワーが出ないし、
実はそういう案って

みんながうまくいかないようにしている
————————————————-

のです。ほぼ100%の確率でそうです。

その原因として、
会議参加者の心理をさぐってみましょう。

よくありがちな心理状態は、

「○○さんが言っているから
 それは正しいことだろう」

なんて思っていること。

これ、各々が論理的な根拠や確信に至る
思考のプロセスをすっ飛ばして、
ラクをしているわけなんですが、
これって本当は、
みんなYESなんかじゃなくて、

==
「○○さんが言っているから
 それは正しいことだろう」

「そうしておけば、
 それが仮に失敗したとしても
 当然自分の責任にはならないだろう」
==

という責任回避の構造を、
意識的にせよ無意識的にせよ、
全員採用しているのです。

「おれのせいじゃないよ」って。

大企業にありがちな構造ですが、
小さい会社でもよくあるんです。

ま、イチスタッフであれば
そんな状況でもやり過ごすしかない
場面もあるでしょう。

でも、コンサルやリーダーとして
成果を目的にするのであれば話は別。

全く反対の一石を投じる。
ないし反対意見の出る会議を善とし、
参政意見しかでない会議を悪とする。
そう教育し、そういう風土にする。

キングジムという事務用品や文具の
メーカーがありますが、ご存知です?

古い例でいきますと、
「テプラ」なんかがヒット商品。
事務用品、文具系のアイデア商品の
パイオニア的存在です。

このメーカーの会商品開発議ですと、
最終プレゼン役において、
【役員のうち1人でも賛成が出たら採用】
という基準を設けているそうです。

これも「全員賛成」のような
みんななんとなくYESの会議とは
真逆の性質と言っていいでしょう。

ま、半ばほとんどの人が反対の中で
自分の提案を通した形になりますから
後は何としてでも
成功させるしかないんですけどね。

つまり、推進力も違うわけです。

あなたがコンサルやリーダーなら、
一石投じてみてはいかがでしょう?

魔法のようなコツはありませんが、
全く反対の一石を投じる、
ないし反対意見の出る会議を善とし、
参政意見しかでない会議を悪とする。
そう教育し、そういう風土にする。

これが回り道のようで
実は最短ルートのように思えます。

では。

NISHI

-日記

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

その企画、お蔵入りする前に。

こんにちは。NISHIです。 これ、いいなぁ。 ↓ 成田空港に大量ガチャ!? http://grass-ex.jp/Lo30/11091 1台当たりの売上は 【全国平均の3倍強】だとか そりゃそうです …

no image

戦略の価値をゼロに目減りさせないために。

こんにちは。NISHIです。 「環境整備」ってご存知です? 単純に整理・整頓・清潔の徹底で、 仕事をしやすくするための 社内環境を整えること。 ざっとこんな感じかと思います。 実はこのようなことでも …

no image

マインドシェアを奪え。

こんにちは。NISHIです。 ずーっと昔のことですが、 確かロバートアレンの 確か億万長者入門という本。 確か某神田さんが監訳か何かを されていた記憶がありますが、 確かその本の結論は1つ。 マルチプ …

no image

便利理論の「圧縮付加」。

こんにちは。NISHIです。 「彗星のように現れた」 なんて言葉がありますが、 非常に誤解を生みやすい言葉 ですよね。 この言葉の使われ方としては、 スター的存在が突如として、 一夜にして現れ… とい …

no image

経営者にも「裏メニュー」がある。

こんにちは。NISHIです。 飲食店ではちょくちょく、 「裏メニュー」なるものが 用意されているお店があります。 裏メニューというだけあって、 来店客のうち誰もが 知っているメニューではなく、 常連を …