経営コンサル日誌

NISHIコンサル日誌のバックナンバーブログです。

日記

●●性が強すぎるモノは、売れない。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

昨日は、

===
社長の勝率の低い思い付きは
断固阻止すべし。

そのためには、
新規と既存の市場を一軸に、
もう一軸を新規と既存の商品で
切ったマトリクス、
「アンゾフの成長マトリクス」
なるものを使うのも1つの手。
==

というお話をしました。
今日もこれにちょっと関連した話を。


このメルマガでも
以前にもお伝えしたと思いますが、

人は全く新しいモノは買わない
—————————————

という原則があります。

あなたが先日買ったあの商品も、
あなたが先日見た話題の商品も、
全部、昔からあったものです。

新しい?
いや、新しいように見せられている
だけ、なんです。

今、新しいように見せられているもの。
それらはすべて、過去にあったモノ。
過去にあったモノが姿を変え、形を変え、
私たちの前に現れているのです。

これを、

リバイバル、といいます。
————–

繰り返しますが、
リバイバルとは過去有ったモノの
焼き直しであったり、
少し目先矛先を変えたもの、
組み合わせを変えたもののこと。

そうじゃないと、
顧客は【理解できないから】です。
理解できないものは怖いし、
大事なお金を突っ込むのも気が引ける。
ただ単にそんなものです。

どこかで聞きましたが、
TVも表現レベルを小学生に合わせて
つくられているようですから、
そりゃあ商品に新規性が強すぎたら
理解できなくて当たり前ですよ。

ま、それはさておき、
本題に戻しましょう。

昨日もお伝えした
「社長の勝率の低い思い付き」って
時と場合によっては

新規性が強すぎるモノ
————————

だったりします。

生存本能に直結した
野生のアンテナがキャッチする
電波って、未来先取りの事も多い。

つまり、早すぎるのです。

その波が生きているうちに、
いや、資金が持つうちに来れば
いいわけですが、
中々そうは問屋が卸さない。

また、「世の中全体での波の読み」
としては正解なんですけど、
その会社、その社長がやるべきことと
ズレている場合も往々にしてある。
分じゃないといいますか。

たとえば、
【こんな例】をみてみましょう。

http://grass-ex.jp/Lo30/13131

以前からありますよね?
この手のビジネスの有名どころは
ネスレのコーヒーサーバーですかね。

確か、オフィス向けからスタート
したような気がしますが、
今や家庭用にも普及していますよね。
カプセルの継続使用、消費により、
継続的な課金をするモデルですよね。

で、先ほどのリンク。
これも全く同じようなもので、
ざっとお見受けするところによると、
コーヒーを味噌汁に変えただけ…
といったらお叱りを受けるでしょうが、
まぁ差し支えはないかと。

そこで、この記述を見てください。
引用してみますね。

==

発売開始から3年以上が経って
ネットで話題になった

==

ここです。

このビジネスモデル自体、
すでに陳腐化といいますか
一般的なモノになってますよね。

それ以前に「味噌汁」も
一般的に馴染みのありすぎる食べ物。

商品も馴染みがある。
ビジネスモデルも馴染みがある。

にもかかわらず、
先ほどの引用箇所からすると、
普及に時間がかかっている可能性も
無きにしも非ずです。

地味ですがこの事例、
いかに「新規性が強すぎるモノ」は
受け容れられないか、を端的に
示している事例ではないでしょうか。

では。

NISHI

-日記

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