経営コンサル日誌

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日記

引き算の勇気と即プロ化のコツ。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

衰退業界どころか超縮小、
いや、消滅してもおかしくない
業界の事例というものは、
それを見ているだけでも
非常に興味深いものです。

http://grass-ex.jp/Lo30/13091

1968年当時は都内に2600以上あった銭湯は、
2016年では約600件程度しかないとのこと。

この対比はかなり雑な感もありますが、
この業態の数の現象は誰の目からしても
明らかなことです。

それはさておき、
私がこの事例で感心するのはここ。

==

いかに付加価値を作れるかを
考えるなかで提案したのが、
(スーパー銭湯の)
逆を行きましょうという案。

まっさらで静かな銭湯、
大きな浴槽でゆったりと
くつろげる空間を目指しましょうと
提案してみたら、
意外とオーナーさんから
共感をいただけて、
やりましょうと。

昨今の改修といえば、
だいたいスーパー銭湯にならって
マッサージ風呂とか炭酸泉とか
色々と設備的な付加価値を
付けることを頑張っていたのですが、
これはその逆をやったわけです。

==

わかります?
この【引き算の発想】が。

付加価値といえば、
「価値」を「付加する」わけですから
「何か」を「プラスしよう」とするのは
発想として簡単であり安易でもある。

実際、コンサルとしても、
「プラスする提案」の方が
ラクと言えばラクなのです。

だって、
事業を縮小整理するよりも、
事業をプラスする方が、
責任もフットワークも軽くなる。
まぁラクなんですよ。その方が。

だからこそ、
人の道行く裏を行くのは
しんどいというよりもむしろ

勇気のいる事
———–

なんです。

でね、この「引き算の勇気」に
【再現性】を持たせるには
一体どうすればいいだろう、
というのが次の段階での発想。

やっぱり、再現性がないよりも
ある方がいいわけで、
コンサル志望の方にとっても、
「足す提案」で通用しなくなれば、
「引く提案」に切り替えられるよう
準備しておいた方がいいかと。
そう思うわけですよ。

で、
その「引き算の発想」の下支えに
なっているのは間違いなくココで、
その箇所を再度引用しますね。

==

それまでも、
毎日周囲の銭湯5、6軒を
ローテーションで通う生活を
していたり、

銭湯は好きだったのですが、
フィールドワークとして、
都内の銭湯をまわり始めました

==

やっぱりね、量ですよ。量。
この方、もうライフワークに
なっていますよね。
銭湯通いが。

以前、このメルマガでも
「百件行脚の重要性」を
お伝えしたかと思いますが、

同じ業種業態を
何度も繰り返し見ていく。
百件に達するまで通い、
共通項と解を分析できるようになれば、
その業種のコンサルは出来るわけ。

毎日5件、6件通う。
それを飽きもせず続ける。
100件に到達するのはいつです?
20日もかかりませんよね。
1ヶ月もかからないわけ。

その短期間でプロ、なわけです。
巷のコンサルなんてそれ以下な
ケースも多々ありますから。

今日のテーマは、
【引き算の勇気と即プロ化のコツ】です。

では。

NISHI

-日記

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