経営コンサル日誌

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日記

その価格、安すぎないか?

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

コンサルや研修会社の企画が
未だに多いとは思いますが、

「繁盛店やトレンドの新業態
 などの視察ツアー」

は、やはり貴重かと思います。

確かに、今では検索すれば
それなりの情報は出てきます。

繁盛店や新業態など、
先んじてウォッチしている方は
その観察と分析と所感を
オンライン上にアップしますから、

それを見ればそれなりに
「自分の意見らしきもの」を
簡単に構築することもできます。

そのため、
「現地で直接事例を見る」という
「視察ツアーの価値」は、
一見目減りしているように
思えるかもしれません。

が、そうではありません。

私もこれまで
何度も視察ツアーを企画したり
帯同したりはしていますが、
「現地でしか得られない価値」が
実際にあるのは紛れもない事実。

その価値とは【違和感】です。
————————————-

何に対する「違和感」か?

その対象は、
シンプルに売り方だったり、
マネジメントシステムだったり
業務フローだったりしますが、
その中でも最も大切にしたい
違和感は、

価格に関する違和感です。
—————————-

特に同業種ではなく、
異業種の視察に行くと、
よりその「違和感」を得られます。

「なぜ、そんなに高く出来るの?」

という違和感だと、
販売やブランディング方式に対し、
吸収できるものが多いでしょう。

これも大事なのですが、
価格に対する違和感で大事なのは、

「それ、安すぎませんか?」
——————————–

と感じた時。
外部のド素人の人からすると、
価値に対して価格設定が低すぎる。
そういうこと、よくあります。

「もっと高くしても売れるのに。」
そう思うこと、よくあります。

旧態依然とした業界ほど
その傾向は強いもので、
たとえばこの記事なんかは、
価格認識ギャップについても
少し触れられていますね。

http://grass-ex.jp/Lo30/13041

一部を引用してみますと、
このあたりが該当するかと。

==

──
日本酒が世界に出ていくために、
どんな部分が欠けていると感じましたか?

中田:
まず、海外での日本酒の価格。
製造技術が向上し、
品質も良くなっているのに、
同じ醸造酒であるワインと比較して、
安すぎると私は考えています。

市場を拡大させていくためには、
ワインのように価格帯の幅を
広げていく必要があると思いました。

==

いかがです?

1つの業種業界に
長くいればいるほど、
1つの地域にいればいるほど、

自らの業界の常識に対し、
自らの地域の常識に対し、
疑うことが少なくなります。

そしてその傾向が現れやすく、
売上に直結しやすいのが
価格に対する違和感なのです。

その違和感は
業界外の人間の方が感じやすく、
素人の方が感じやすいもの。

現地に赴くことによる価値とは、
異業種他社をみることで
その違和感に気づけたり
他の参加者との何気ない会話で
その違和感に気づけたり、

いつもと違う場面に
身を置くことで、
自社と相対比較しやすくなる。

そこで気づきます。
「ウチは安すぎないか?」と。

価格を上げるには、
それくらいの刺激が必要なものです。

では。

NISHI

-日記

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