経営コンサル日誌

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日記

「3つ目の坂」にそなえよ。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

コンサルは時として
クライアントに対し、
「耳の痛い事」も
伝えなければなりません。

「それはいいですね!」
「簡単にできますよ!」
「これで楽々儲かりますよ!」

なんて、
お気楽でイージーなやり取り
ばかりでは務まりません。
それではただの話し相手に
過ぎない。

「それは即、やめましょう」
「別の柱をつくりましょう」
「縮小しましょう」

……などなど、
クライアントからすると、

「なんでこのタイミングで
 アンタにそんなことを
 言われなきゃならんの?」

ということも、
勇気を出して言ってみる。
いや、言わねばならない時は
時折やってきます。

改めてそれを思ったのは、
改めてこの記事を見たから。
これです。

http://grass-ex.jp/Lo30/12921

負債総額1兆7000億円。
うーーむ。。。。
何とも恐ろしいを通り越して
もはやよくわかりませんね。

事の詳細や、
ステークホルダー間で
どのような狙い、
謀略や駆け引き等々が
あったかは知りません。
調べてもいませんから、
あくまで想像の範囲を
超えることはありません。


オッサンのコンサルや
経営者が好んで使う言葉に、

==
経営には3つの坂がある。
それは、上り坂、下り坂、
そして、「まさか」である。
==

というものがあり、
まさにダジャレ以外の何者でも
ありませんが、
意識の片隅にとどめておいて
損はない言葉だとは思います。

確かタカタの業界シェアは
20%はあったはず。

シェア理論で言うと、
地域一番店シェアの
下限ラインが26%ですから、
世界シェアで20%あるって
こりゃ相当ですよね。


ここで
「スケールメリット」という
言葉について考えてみます。

たとえば、多店舗展開における
スケールメリットを考えますと、

1店よりも3店、5店の方が、
100店、300店の方が、
売上高はもちろん、コスト面も
効率面もメリットがあります。
一面からすると、です。

そう、一面からすると、です。

これはよく思うことですが、
スケールメリットに逆風が
吹いた時ってどうなるのでしょう?

時流に乗っている時、
トレンドに乗っている時、
つまり、追い風が吹いている時は
スケールメリットがさらなる
追い風をもたらしてくれます。

でも、こういった
上手くいっている時って、
オセロがひっくり返るってこと、
一切考えないものなんですよね。

このタカタの場合も、
それを考えなかった、とは
一概に言えませんが、
(だって実際は知りませんし)
普通、業界シェアが2割もあれば

この栄光はずっと続くはずだ
——————————–

って思いますよ。
盛者必衰が理なのに。

調子のいい時にこそ、
水を差すのではなく、
調子の良さは伸ばしつつ、
「まさか」の可能性を想定し、
苦言を呈せること。

これはコンサルするなら
必要な能力ですし、
調子のいいことばかり
イージーなことばかり
言っていては何もならないのです。

では。

NISHI

-日記

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