経営コンサル日誌

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日記

その「シワ」は、どこから来たのか?

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

先日は東芝さんの元社員への
インタビュー記事を引き合いに
出しながら、

==
・成功事例よりも
失敗事例の研究の方が実りあり

・なぜなら、
 成功事例の因果関係は曖昧。
 成功を語る本人が
 何も要因をつかめていない
 ことは非常に多いから

・失敗事例の研究時には
 1つでない多数の分岐点を探す

・その1つとして、
クライアントにおいて、
無意識的に口癖になっている
フレーズを意識する
==

という、
企業研究時の「対象の定め方」や
その「理由」、ならびに、

見る時のコツ、視点の定め方のコツ
——————————————-

をお伝えしたように思います。

そこで、
その続きと言いますか、もう1つ、
見方のコツをお伝えしていきましょう。

「顔のシワの入り方をみる」こと。
これです。


その昔、
友人のコンサルに聞いた話ですが、
その友人が上司の同行の際、
帰りの電車の中でこのように
言われたことがあるようです。

「あの社員の顔、見た?
 あんなシワの入り方、する?
 オマエ、どう思った?

 あんなん、
 長年我慢して我慢して
 押さえつけられ続けたシワやで。
 そらうまくいかんわな。」

確かに、
その経営相談を受けた会社は
業績が非常に悪く、
社内の空気も淀み、
照度も電球の性能を凌駕して暗い。
まぁダメな感じは誰でもわかります。

ですが、
「シワ」には着目しなかった。

つまるところ、「シワ」とは
「長年の感情と行為の結果」で、
その人がどういう状況下に置かれ、
過ごしてきたかどうか。
その詳細は分からなくとも、
おおよそのアタリはつけられる。

尊重されてきたのか。
抑圧されてきたのか。

マネジメントスタイルが
わかりますよね?

結果、業績が悪化している。
だったら、マネジメントのみならず、
何かしらのやり方が誤っていたわけで、
それを受け容れ、変えられるか?

その点を探っていくわけですが、
長年にわたって刻みつけられてきた
ものの影響は、想像以上に大きい。
ま、変えるのは難しいという結論に
なってくるわけです。

これも1つのアタリのつけかた。

ただ、これはもちろん、
「顔のシワの入り方をみる」という
単体の行為、ノウハウとして
使っていただいたくには、
十分に有効かと思います。

ただ、
ひとつ気づいてほしいのは、

ヒントはそこら中にある
—————————–

ということです。

「顔のシワ」は、

・自らの顔に対して
・何かしらの圧を
・自らかけたか
・誰かにかけられた

という「感情と行為の結果」が
表面上に現れているわけで、
それは誰が説明してくれるわけ
でもなく、自ら探すもの。

そのヒントはそこら中にあって、
それはシワなのか、服装なのか
目線なのか言葉の端々に出る癖なのか、
はたまた職歴なのか。

短時間でこの辺を読み取り、
業績アップにつなげられる
コンサルはやはり、
単価が高くとれるものですよ。

では。

NISHI

-日記

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