経営コンサル日誌

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日記

【書評】「戦略的に出世する技術」を読んでみた。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

今日は書評でいきましょう。
コチラ、です。

==
書籍:戦略的に出世する技術
著者:加谷珪一
出版社:かんき出版
→ http://grass-ex.jp/Lo30/12581
==

ナナメ読みした感じですが
内容としては、

「基本的な経営学って、
 何も企業戦略にだけ
 使えるモノでもなく、

 出世といった個人に
 あてはめてみても
 十分使えるモノだし、

 むしろ出世する人は
 戦略的に戦略を使っています。」

と、いうモノかと。

たとえば、
「PPM」というフレームがあります。

これは、
P=product(プロダクト)
P=portfolio(ポートフォリオ)
M=management(マネジメント)
の頭文字をとって略したものですが、

横軸に市場シェア、
縦軸に市場の成長率をとり、
高低で4象限のマトリクスを組み、
プロットする分析ツールです。

市場シェアも
市場成長率も高い象限を「スター」、

市場シェアは低いが
市場成長率が高い象限を「問題児」、

市場シェアは高いが、
市場成長率は低い象限を「金のなる木」、

市場シェアも
市場成長率も低い象限を「負け犬」

と分類でき、
本書ではこれを出世に置き換えると、

市場シェア=同僚との差
市場成長率=部署の有望性

と、置き換えられる、とのこと。

その点では、
自分事にもおきかえやすいですから
コンサルが戦略立案に使用する
分析のフレームワークの理解も
進めやすいのかもしれません。

企業と個人という対象は違えど、
原則は一緒ですからね。

で、このような分析ツールや
思考のフレームワークを使う
大きなメリットは、

自分の現在地が客観的にわかる
————————————–

ということ。

「それ、大事なの?」

と、思われる方も、
もしかしたらいるかもしれません。

ですが、
ちょっと考えてみればわかることで、

・現在地を知れば
 目的地も定めやすくなるし、

・目的地に辿り着くためには
 何を、どれだけすればいいのかも
 わかりやすくなるし、

・しなくていい寄り道、
 本当の意味で無駄な回り道も
 しなくてすむ

わけですよ。
これが【戦略的】ということです。

コンサルが好んで使いがちは
分析ツールやフレームワークの
よさはここにあります。

もちろん、
コンサルでも絵に描いた通り、
チャート通りにキレイに進む
ことは中々ありませんが、

そもそも目的地と現在地、
そして辿り着き方の「地図」が
なければ、軌道修正もできない。

よって、辿り着きようがないんです。

出世する人は間違いなく、
出世のゲームルールを理解し、
戦略的に歩を進めていますからね。

それにしても、コンサルで使う
「分析のフレームワーク」を
「別分野」に持ってきただけで
本が1冊出来上がるものですね。

昔あったものを
形を変えてリバイバルさせる。

改めてそれを認識した次第です。

では。

NISHI

-日記

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