経営コンサル日誌

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日記

コンサルに「魔法の杖」は、ない。しかし…

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

今日は
「コンサルとしての商品開発」の
話をしたいと思いますが、
まずはそれにつながるこんな話から。


コンサルをしていると、
クライアントから時折、
「評価制度の相談」を
受けることがあります。

私はこの手の内容には
基本的にタッチしませんので、
相談内容に対するアドバイスや
しかるべき方につなげる程度の
ことはしますが、
それ以上のことは致しません。

ただ、
評価制度の相談を受けたり、
様々な事例を見ていますと
ちょっとひっかかる部分が
あるんですよね。

それって何かと言うと、

社長は魔法の杖を求めがち
——————————-

なこと、評価制度に対しては
結構あるんじゃないかと。

いや、社長に聞いても
「そんな訳ないじゃないですか」
「そんなことわかってますけど」
と、きっと否定なさるでしょう。

でも、傍から見れば、
「悩みをすべて解決する魔法の杖」を
求めているようにしか思えない。
そんな風に見えることが多々なんです。


たとえば、ですよ。
評価制度にもやり方や内容は様々で、
その分、コンサルさんも多々います。

で、内容によっては、
「成果」に直結する「行動項目」を
定性評価に据えれば
PDCAも高速回転しやすくなって
業績アップにも直結するし、
大半の社員も高速で成長するので
落ちこぼれて辞める社員も減り、
結果、長期雇用と会社の発展につながる。

中にはそんな評価制度もありまして
非常に理にかなった制度ですよね。

ただ、この評価制度って、

「成果を出すノウハウを
 明文化し評価項目にし、
全社で共有」し、

かつ、

「長期雇用が前提」

なわけですから、
比較的外部環境も変わりにくい
中堅以上の規模の企業と、
老舗企業にはしっくりくるものの、
ベンチャー系で年数も浅く、
事業もノウハウもまだまだ
確立していない企業にとっては
合わないことも多い。

でも、社長からすると、

「これで業績も上がるのではないか」
「これでいい人が来るのではないか」
「これで会社も次のステージに
 行けるんじゃないか」

といった半ば「魔法の杖」を
求めてしまいがちになるもの。
100%全員が平等に満足する商品
なんてこの世にありませんからね。

ただ、
先ほど例としてピックアップした
評価制度の商品って
実際にあるパッケージ商品ですが、
非常によく出来ているわけですよ。

なぜかって、
顧客の企業規模やビジネス形態は
多少選ぶものの、
非常に合理的なアプローチですから
業績にも直結しますし、
求める成果を得られる企業は多いわけ。

しかも、
「パッケージ商品」ですから、
所定のフォームに入力すれば
評価制度自体は完成します。

汎用性があり、かつ、
魔法の杖と感じさせる商品。
———————————-

これってコンサルとしては
優秀な商品と言ってよいかと。

繰り返しますが、
「魔法の杖」と感じさせた上で
成果が出なかったら、
ただの詐欺商品ですよ。

ただ、
「これで変われるかも」と
期待値を上げることは必要です。

F総研あるトップコンサルは
こんなことを言っていました。

「プロジェクト商品とは、
 夢を売ることである」と。

なるほど。同じことかと。

では。

NISHI

-日記

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