経営コンサル日誌

NISHIコンサル日誌のバックナンバーブログです。

日記

創業者と2代目は別の生き物である。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

昨日は書評ということで、
「ヤンキーの虎」という本を
ご紹介しました。

この本の
「目新しさ」や「珍しさ」は
「ここ」にあると思います。

それは、

==
あまりメディアの表に出てこない
地方経済をけん引している
「ヤンキーの虎」の実情を
知ることができる点であり、

それは、企業の実体から
社長の基本的性格までを
網羅しているため、
その理解を深めることは即ち、
コンサルとしてプラスに働く
==

という点かと思います。

だって、
F総研さんの主要顧客ですし、
最もお金を落としてくださる
優良企業群ですから。

故にそういった方たちの
「特質」なるものを理解する
必要がありますが、
その特徴的な特徴の1つに

2代目が多い
—————-

ことが挙げられます。
先々代の社長も、二世会といった
二代目経営者をターゲットにした
勉強会を開催されていた記憶も
ありますし、
二代目ってそれだけ多いんですよね。

何が多いのか?

顧客としての数もそうですが、
【二代目特有の悩み】は多く、
かつ、その悩みは
【典型的パターンが多い】のです。

たとえば特徴的なのは、
二代目は
「新規事業や拡大、多角化をしがち」
という傾向があります。

これはもう「必然の流れ」と
言っても差し支えはないかと。

まず、
創業者はゼロから事業を立ち上げ、
徒手空拳で事業を形にしていきます。
要するに、叩き上げなんですね。

故に、創業者にとっては
「自分がこの会社を築いてきた」
という自負があります。

だからこそ、
自分に対しても相手に対しても
求める基準は高くなりますから、
当然、二代目であるご子息に対し、
厳しく当たることが多くなる
わけですよね。

と、なりますと、
二代目にあたるご子息は、
承認されないまま育ちますから、
必要以上に他者承認を得ることに
対する欲求が強くなります。

結果、

「親父の代とは時代が違うんだ!」
「俺の方が優秀なんだ!」
「親父のやり方が
 間違っていることを証明してやる!」

などなど、
半ば復讐にもつながりかねない
親に対する怒りを抱えていること、
かなり多いわけですよ。
大なり小なり、ですね。

この性質が心の根っこに
あることが多いので、
2代目経営者としての思考や嗜好、
選択や行動に大きな影響を与えます。

などなど、
これはほんの一例ですが、
地方の有力な経営者には、
創業者や2代目の方は多いので、
そのあたりの特性を理解し、
把握しておくことは、
商品づくりや受注だけでなく、
コンサルの進め方にも
大きく影響してきますので、
押さえるべし、なのです。

では。

NISHI

-日記

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