経営コンサル日誌

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日記

スピード感を引き上げない悲劇。

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

昔、新幹線での帰り道、
新人が先輩に対してこんな質問を
投げかけていました。

==
新人:
「先方への議事録って
 ○○さんはいつ作ってますかね?」

先輩:
「帰りの新幹線で作って、
 帰りの新幹線で送っているよ」
==

何気ないやり取りではありますが、
その新人は割とショックを受けて
いたようです。

何にショックを受けたのか?

おそらく
単純なスピード感の違いでしょう。

その新人のスピード感が
「1」 だとしたら、
その先輩のスピード感は、
「5~8」といったところでしょうか。

ともかく、
議事録をつくって送るという
至極単純な作業に対しても、

昨日まで大学生だった素人と、
年数をそれなりに経たプロとの
スピード感、時間感覚の違いは、

ショックを受ける側の人間、
つまり、この場合の新人にとっては
思っている以上に大きいものでしょう。

ここから修正できるかどうかはともかく、
まずは「この違いに気づけること」こそ、
出発点として真面目に大事ではと。


さて、この新人にとっては、
入社初期の段階で
「スピード感に関するショック」を
受けたことはものすごく大きい。

ビジネスにおいては特に、
この「スピード感」の引き上げ方は
方法としてはまさにシンプルで、

スピード感の違う人と仕事すること。
—————————————-

これが一番手っ取り早く、
確実な方法かと思います。

ここの感覚、入社時であるとか
早い段階で覚えておかないと
後々かなり痛い目に会うのですが、
こちらがちょうどいい例。

http://grass-ex.jp/Lo30/11781

野球をご存じない方や
それほどご興味ない方にとっては
わかりづらい話かもしれませんが、
ここ数年ですかね、
日ハムこと北海道日本ハムファイターズの
本拠地球場移転問題があります。

原因は、現本拠地球場である
札幌ドームって市の管理球場なのですが、
鬼のごとく契約条件が悪い。
もちろん、日ハムにとっての契約条件が。

契約料は高いし、
自前で売店は出せないし、
芝生はペラッペラで
選手の怪我リスクも高い等々、
正直、ロクな要素がない球場。

ただ、他に場所がないので、
札幌ドーム側が日ハムに対し、
かなり足元を見ている感じ。

「ウチを出れるもんなら
 出てみたらどないや」

と、いわんばかりの態度。

ところが、
現在、北広島市が誘致に対し、
非常に積極的かつスピーディに
日ハムに提案を繰り返しています。

すでに候補地も決まり、
鉄道路線の延長まで話をつけ、
収益関連の提案書まで
バッチリ出してウェルカム状態です。

方や札幌市側は後手後手。

「出ていくはずないだろう」

とタカをくくっていたところ、
北広島市がサッサと形勢逆転して
いったものですから大慌て。

にもかかわらず、
札幌市側の対応は、

==
・2017年4月から
 専門対策チームを発足

・候補地である八紘学園に
 話は持っていってます
==

といったように
「残ってもらう気ないでしょ」
としか言えない有様。

これ、
やる気の差ももちろんですが、
スピード感が恐ろしく違います。

札幌ドーム、
一体どうするんでしょうね?

日ハムいなくなったら、
コンサドーレ札幌と
あとはライブくらいですよ。

収益、ゴッソリ減ります。
詳細な予測額は算出していませんが、
当事者だったらゾッとします…。

まだ決定ではありませんが、
札幌市と北広島市の差を分けたものは
「スピード感」に他ならないでしょう。

中心人物がもし、
マトモなビジネスシーンで
仕事をしたことがあったなら…

タラレバですが、
状況は間違いなく違っていたでしょう。

では。

NISHI

-日記

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