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日記

【書評】「キリンビール高知支店の奇跡」を読んでみた

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

NISHIもたまにはこの手の本を読みます。

==

・書籍:キリンビール高知支店の奇跡
・著者:田村満氏
・出版社:講談社

==

元キリンビールの副社長の著作。

競合からのシェア奪還は、
基本的に一筋縄ではいきません。

著者は全国でも苦戦した支店である
高知支店に赴任。
そこから2年後には同支店の
業績を回復させたということで、
そのあたりの件が書かれている
ビジネスケーススタディ寄りの本です。

自伝もそうですが、
ビジネスケーススタディには
多少「盛っている」こともあったり、
キレイに書かれすぎることもありますが、
鵜呑みにせずに「キチンと読み解けば」、
自分の中にストックしていっても
特に損はありません。

では、
キチンと読み解くには
どうすればいいか?

1つ大事なのは、
「原則」を読み解くこと。
——————————

この本から少しばかり
ピックアップしてみましょう。

==

(事実らしきもの1)
著者が高知支店に赴任した時、
「負けている組織の精神風土」
であった。

(必要な原則1)
勝ち癖をつけることが必要。

(事実らしきもの2)
そこで、ターゲットをセグメントし、
「料飲店マーケット」に絞り込んだ。

(必要な原則2)
選択と集中。
シェアが下位の企業は、
一点突破で勝てる部分に戦力投入を
集中させるのがセオリー。

(事実らしきもの3)
ストレッチのきいた目標を立て、
「バカでもわかる単純明快」という
スローガンを掲げた。

(必要な原則3)
目標における選択と集中。
スローガン、コンセプト、目標は、
シンプルで追いやすいものにする。
そうしないと混乱するだけ。

==

といった風に、
私なら読み解きます。

いかがでしょう?
ものすごーーく、簡単な見立てでしょう?

事実を細かく追っていくことも大事。
ですが、細かく追った事実に
逆に捉われてしまってはいけない。

そのような時に役立つのが「原則」であり、
船井流が重宝するのは、
使いやすい原則がたくさんあるからです。

それにしても、こちらの本、
読んでみるとわかりますが、
業績回復に対して何ら特別なことは
してないと思いませんか?

まず、
負けグセのついた組織風土を変える。

そのために、
市場のセグメントとリソースの集中。

戦略、目標、行動が一致するよう、
シンプルなスローガンによって
目標を追いやすくする。

というのが基本的な流れです。
そこになんら特別なことはない。

困った時ほど原則が役立ちます。
原則に基づいた施策を全力でやる。
それはいつの時代になっても
変わることがないのではないでしょうか。

では。

NISHI

-日記

執筆者:


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