経営コンサル日誌

NISHIコンサル日誌のバックナンバーブログです。

日記

セオリーらしきものを鵜呑みにしない

投稿日:

こんにちは。NISHIです。

昨日は
「その市場のサイズ感は適切か?」
といったテーマでお伝えしました。

業種業態やテーマ、ノウハウ、
何でもいいのですが、
その市場が大きければ大きいほどいい
というわけではなく、
勝てるサイズ感に切り取ること。

ここに絶対的な正解はありませんが、
最初から負け戦をしないためにも、
この辺の感覚は必要なのです。

で、今日はもう1つ大事なこと。
昨日の続きです。

繰り返しますが、
100%成功する市場選びの方法はない。

ですが、

最初から負け戦を避けることはできる。

しかし、です。いるんですよ。
最初から自分で
負け戦に突っ込んじゃう人。

これ、自爆以外の何物でもありません。
わかってて突っ込む。確信犯です。

「いや~、自分で最初からわざわざ
失敗しに行く人なんていないでしょ?」

なんて思われるかもしれませんが、
いるんですよ。本当に。

で、
そういう人にありがちなのが、

「絞りなさい」

とか

「ニッチ市場に行きなさい」

とか、

「ブルーオーシャンで!」

などなどの言葉を額面通りに
鵜呑みにしているケース。

実はここに罠が潜んでいます。

フツーに考えてみりゃ
そりゃうまくいきませんよね。

だって、

絞ったとしても
市場が小さすぎたり、
伸びる見込みがなかったりすれば、
パイをとってもうまみがないし、

ニッチ市場に行ったとしても、
業績アップの難易度が高かったり、
そもそも業績を上げてもインパクトが薄く、
適切なフィーがいただけなかい市場もある。

そのブルーオーシャンには
お魚さんはいないかもしれません。

つまり、
いくつかの要素で
「おいしくない市場」のこと。

うまみがないのは
わかっているはずなのに

「絞った方がいいと言われたから」
「ニッチ市場に行けと言われたから」
「ブルーオーシャンじゃなきゃダメですよね」

なんて、
自分の頭を使わず脊髄反射したり、

「それでも一縷の望みはあるはずだ」

なんて、
根拠のない希望を持ったりするのは、
ただの「思考停止」なだけです。

崖に向かって行進しているようなもの。
谷底に一直線です。

前職の船井時代も一緒でした。

こちらのコンサル会社では、
基本的に業種特化型のコンサルがメイン。
どの業種、どのテーマを選ぶかで、
ほぼ結果は決まるといってよいです。

なのに、
「なんでそんな業種選ぶん??」
なーんて疑問を抱かせる人、結構いました。

市場規模、

市場の成長性、

商品単価や粗利率、

業界プレーヤーの強さ、

業績アップの難易度、

エンドユーザーの支払感覚

その市場や業種の人間の癖…

などなど、
押さえるべきポイントは
いくつかあります。
その手前で思考停止していては
いけません。

セオリーらしきものに
使われて思考停止にならないよう、
ちゃんと自分の頭を使ってください。

-日記

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